​　八王子文化連盟の歴史

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　「八王子文化連盟」は昭和31年（1956年）、加盟10団体によって結成されました。

それより遡ること18年、昭和15年（1940年）に「桑都文化協会」が発足し、翌年には「文化連盟」に改組されました。

　しかし、太平洋戦争の激化とともに会員は減少し、連盟も自然消滅していきました。昭和26年（1951年）、戦後の混乱を乗り越え「教育文化祭」に4団体が参加。連盟再結成の機運が高まり、「八王子文化連盟」の結成に至ったのです。

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　昭和37年（1962年）の八王子市民会館落成の折にはこけら落としに参画、翌年より「慈善納涼公演」を開催し（「市民納涼公演」と改称し現在に至る）、連盟としての活動を展開していきました。昭和53年（1978年）には「民俗芸能フェスティバル」、翌年には「音楽芸術フェスティバル」を誕生させ、平成元年（1989年）には機関誌『八王子文化』を発行しました。

　さらに、平成3年（1991年）「市民納涼展示祭」（「市民納涼公演」とは隔年開催）、平成7年（1995年）には「市民美術工芸展」、平成22年（2010年）には連盟自主事業として「八王子中学生絵画展」など、八王子市民が文化に親しむ企画を作り上げてきました。

　この間、結成10周年、20周年、25周年、35周年、50周年として大会・公演を開催、または記念誌を発行してきました。

　さらに、研修会や市民講演会、他市との交流会・親睦会などを継続的に実施してきました。平成6年（1994年​）八王子芸術文化会館（いちょうホール）落成記念に加盟団体が参画、平成11年（1999年）生涯学習センター（クリエイトホール）、平成23年（2011年）にはオリンパスホール八王子（新市民会館）と落成記念公演を委託され、加盟団体の参加による公演は好評を博しました。特にオリンパスホールの落成記念公演は東日本大震災直後のことで、開館記念復興支援講演として３日間４公演を無事、好評の裡に終わらせることができました。

　そして、平成29年（2017年）には八王子市市制100周年記念事業「八王子文化の華」を、オリンパスホール八王子にて加盟団体による公演および作品展の同日開催によって実施いたしました。

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　令和６年（2024年）現在、加盟31団体・会員4,000人余を擁し、八王子の文化振興のため活動を続けています。