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文化祭終了の御礼とご報告

 今年度開催された第70回八王子市民文化祭は、10月4日(日)~11月17日(火)の全日程を無事に終えることができました。

 各団体の催事にご来場いただいたみなさま、開催に向けて御尽力いただいたみなさま、八王子市民文化祭実行委員会とともに主催の八王子市、後援をいただいた(公財)八王子市学園都市文化ふれあい財団、すべてのみなさまにこの場を借りて感謝申し上げます。

 本当にありがとうございました。


 本来であれば、文化祭終了のご報告は会期を終えたすぐあとに発表すべきところではありますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、会期終了後2週間、3週間と経る中で、会期中およびその後の同ウイルス感染報告がないことを関係各方面に継続して確認をしていまいりました。

 終了から1ヵ月が経った今、幸いにもそうした報告はなく、真の意味で今年度の文化祭が無事に終えられたことを、本日ご報告させていただきます。

 今年の八王子市民文化祭は、第70回という節目の回数を迎えるため、記念事業の開催など、昨年度の終りにはそうした話も出ていましたが、年明けに日本を襲ったコロナ禍はあっという間に拡大し、我が国初の緊急事態宣言の発令や自粛ムードも重なり、八王子市民文化祭実行委員会も、三密を避けるために予定されていた会議の中止など、その活動を始められたのは7月のことでした。

 八王子市内ひいては全国でさまざまなイベントが早々と開催中止を決める中、第70回八王子市民文化祭の開催か中止か、また文化祭開催時期となる秋の感染状況がどういったものになるか、誰にも想像がつかない中でいかなる対応をすべきか検討を重ねました。

 その結果、長年文化祭の開催を通して守り続けてきた「文化の灯火」を絶やすわけにはいかない、八王子市民文化祭実行委員会ならびに八王子文化連盟は、八王子文化の担い手であり、その旗手としての務めを果さねばならない、との思いにより、開催可能な範囲で実施することを決めました。

 しかし、連日報道される感染者数増を受けて、各団体でも文化祭への参加を慎重に議論し、催事内容の性質や所属する会員に高齢者が多いこと、コロナ禍を受けて練習や準備のための充分な時間や場所の確保ができないことなどから、どうしても文化祭に参加することが難しい、と断念する団体も相次ぎました。

 毎年の文化祭への参加を楽しみにしていたにも関わらず、断腸の思いでそのご決断をされた団体のみなさまのお気持ちはいかばかりかと拝察いたします。

 一方、開催を決断した団体には、例年通りの開催へ向けた準備だけでなく、新型コロナウイルス感染症対策を講ずることが急務でした。

 まず、市民文化祭実行委員会として「新型コロナウイルス感染症防止対策ガイドライン」を作成し、主催の八王子市や後援の文化ふれあい財団、また各団体の催事会場などとも相談を重ねながら、徹底的な対策を講じていきました。

 文化祭開催時にはマスクおよびフェイスシールドの着用をお願いし、市民文化祭実行委員会としてもマスクを作成いたしました。受付にはビニールシートを設置し、消毒液による手指消毒、ソーシャル・ディスタンス確保の徹底、そして、ご来場のお客様に万が一の感染発生に備えて連絡を取れるよう、簡単な健康チェック表と一体化した連絡先記入用紙の作成などをし、開催へ向けて準備をいたしました。


 そうして迎えた10月4日(日)、第70回文化祭のスタートを切る文化祭開会宣言ならびに第42回音楽芸術フェスティバルを迎えました。

 当日は、当初の我々の予想を超えて多くのお客様のご来場をいただきました。

 お客様にお願いしたアンケートに、「コロナ禍になって久しく音楽を聴く楽しみがなかった、久しぶりに生の音楽を聴くことの感動を味わえた」といったお声をちょうだいしたことは、代えがたい喜びでした。

 その後各団体が順に催事を行っていくと、各会場にて来場者からの喜びのお声や、この困難な状況における励ましのメッセージをいただきました。


 文化祭終了後の12月初め、今年度の文化祭開催を終えた参加団体で集まり、コロナウイルスとの向き合い方や、今回実施して得た教訓や来年度への課題などを話し合う中で、さまざまな意見交換を行いました。

 このコロナ禍は一向に終息を迎える気配は見えません。おそらく来年度の文化祭も「ウィズ・コロナ」の状況で推移していくことになるでしょう。

 今年得られた数多くの実績や教訓を糧に、来年も第71回八王子市民文化祭を開催できるよう、準備を怠ることなく進めて参る所存です。


 その日、参加者からは、

 「今年のような状況で無事に開催できたことは、奇跡としか言いようがない。」

という言葉もありました。

 たしかに、このコロナ禍という未曾有の状況下において、また12月に入ってからの感染者急増の報を受けて考えるに、今年度の文化祭を無事に終えたことはまさに「奇跡」なのかもしれません。


 しかし、その「奇跡」は、開催に向けて準備を進めた各団体やそこに関係する一人一人のご尽力と、ご来場いただいたお客様みなさまのご協力など、全てのみなさまのお力によるものであることは間違いありません。

 その「奇跡」を起した力の源は、「文化の灯火」を絶やさぬため、「文化の灯火」を明日も来月も来年も灯し続け、次代へそのバトンを引き継いでいく、その信念があったからこそだと信じています。


2020年12月

八王子市民文化祭実行委員会



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